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火災の原因や予防策, 火災発生時の避難経路の確認, 消火器の使い方…注意!真冬の火災予防!|月刊イエノワ2025年1月号

火災は、私たちの生活を一瞬にして奪ってしまう恐ろしい災害です。
しかし、日頃から火災予防を意識し、適切な行動をとることで、火災のリスクを大幅に減らすことができます。
この記事では、火災の原因と予防策、火災発生時の避難経路の確認、
そして消火器の使い方について解説し、火災から身を守るための知識を深めていきましょう。

火災の主な原因と予防策

火災は、様々な原因で発生します。例えば、放火は、意図的に火をつけられるケースです。不審者を見かけたら警察に通報するなど、地域ぐるみで防犯意識を高めることが重要です。また、たばこも火災の大きな原因の一つです。喫煙中の不注意による火災は後を絶ちません。寝たばこや、吸い殻の不始末には特に注意が必要です。指定された場所で喫煙し、灰皿に水を張るなど、火の始末を徹底しましょう。
キッチンでは、調理中の油への引火や、コンロ周りの可燃物の放置が危険です。調理中は火のそばを離れず、コンロ周りを常に清潔に保ちましょう。
電気機器も火災の原因となります。電気配線のショートや、電気ストーブなどの熱による火災が発生する可能性があります。電気コードは定期的に点検し、タコ足配線は避けましょう。また、電気ストーブの周囲には可燃物を置かないように注意が必要です
冬場に使用するストーブやこたつなどの暖房器具も火災の原因となります。可燃物との距離を十分に保ち、就寝時は必ず消火しましょう。子供による火遊びも火災につながる可能性があります。マッチやライターを子供の手の届かない場所に保管し、火の危険性についてしっかりと教えましょう。
これらの原因を踏まえ、火災を予防するためには、火の取り扱いには十分注意し、火を使う際は、周囲に可燃物がないか確認し、火のそばを離れないようにすることが大切です。電気機器は安全に使用し、電気コードやプラグは定期的に点検し、異常があれば交換しましょう。タコ足配線は避け、コンセントにほこりがたまらないように掃除しましょう。暖房器具は、可燃物から十分な距離を保って設置し、就寝時や外出時は必ず消火し、定期的に点検を行いましょう。

火災発生時の避難経路の確認

火災が発生した場合、迅速かつ安全に避難することが重要です。そのため、日頃から避難経路を確認しておくことが大切です。
自宅や職場、学校などの建物では、避難口や非常階段の位置を把握しておきましょう。また、避難経路を実際に歩いてみて、障害物がないか、避難に要する時間などを確認しておきましょう。
火災発生時の避難方法について、家族や同僚と話し合い、共通の認識を持っておくことが重要です。火災が拡大した場合に備え、避難場所とは別の二次避難場所も確認しておきましょう。

消火器の使い方

初期消火は、火災の拡大を防ぐために非常に重要です。そのため、消火器の使い方を正しく理解しておく必要があります。
消火器には、大きく分けて粉末消火器と強化液消火器があります。いずれも、「安全ピンを抜く」「ホースを火元に向ける」「レバーを強く握る」という手順で使用します。
消火器を使用する際の注意点としては、屋外で使用する場合は、風向きに注意し、風下から消火剤を噴射しましょう。火元に近づきすぎると、火傷や煙を吸い込む危険があります。安全な距離を保って消火活動を行いましょう。室内での消火活動は、煙などで視界が悪くなる可能性があります。避難経路を確保してから消火活動を行いましょう。
火災は、私たちの生活を脅かす恐ろしい災害です。しかし、日頃から火災予防を意識し、適切な行動をとることで、火災のリスクを大幅に減らすことができます。この記事を参考に、火災予防対策をしっかりと行い、安全な生活を送りましょう。
(サカイ)

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