「空き家活用ローン」のご案内

 近年、社会問題化しつつある「空き家」の問題。
 サカイは、熊谷市空き家対策協議会の委員を務めておりますので、空き家問題については常に関心があります。

なぜか印象が悪い空き家のイメージ
目次

「空き家問題」ってなに?

 ところで、「空き家問題」という言い方は、まるで「すべての空き家が問題なのだ!」と言わんばかりな気がするのですが、皆さんはどう感じますか?実際には、”放置された”空き家を問題視しようね、という法律が出来た(2015年施行『空き家対策特別措置法』)というだけの話、と私は解釈しているのですが。
 空き家対策特別措置法とはどんな法律なのか、わかりやすい説明がありますので下記リンクをご参照ください。

 すべての空き家が問題なわけではない、ということが分かります。簡単にまとめると、下記のような状態の空き家が「危険」であり「問題」だということになります。

  • 著しく老朽化している
  • 倒壊の恐れがある
  • 雑草や悪臭などで、ご近所に迷惑を及ぼしかねない
  • それでもなお放置されているような状態である(あるいは所有者不明)

 なので、『どうしよう...空き家を相続することになりそうだ。』という心配を過度にする必要はない思います。でも、適切に維持・管理なんて出来ない!活用するにはどうしたらいいの?と、お困りの方も少なくはないでしょう。ちなみに、適切な維持管理とはどんな行為なのか、簡単にまとめておきます。

  • 定期的な(月に1回程度の)建物内のお掃除、換気、通水、通電 ←これを怠ると、老朽化が進行します。
  • 定期的な敷地内の雑草などの処理、外回り巡回 ←夏場は本当に大変です
  • 万が一に備えての火災保険への加入 ←意外と見落としがちです。費用もかかります。
  • 固定資産税など公租公課の支払い ←塵も積もれば山となる税金です。

「空き家活用ローン」のご案内

空き家の維持管理や活用についてお悩みの方々へ、【空き家活用ローン】制度をご紹介いたします。
空き家の活用(賃貸物件としての活用など)をしたいというときのリフォーム費用や、空き家を除却して駐車場を運営したいというときの解体費用の資金として利用できる融資制度です。

出典:埼玉縣信用金庫・籠原支店(チラシイメージ)

 金利やその他の詳しい条件については、お近くの埼玉縣信用金庫さんへお問合せください。

相続した空き家、その後どうする?

相続した空き家については、「売却」という選択をされる方が最も多いのではないかと想像します。
実際にここ数年はそのようなご相談に訪れるお客様が増えてきています。

ところが、いざ売ろうとして動き出しても、なかなか売れなくて困ってしまう時もあります。
なかなか売れないケースの最たる理由は「更地になっていないから」です。

およそ1年近く売れなかったのですが、空き家を解体して更地にしてみたら、その後1ヶ月以内で買い手が現れた、という経験もあります。

「そんなこと言っても、解体費用を捻出するのが難しい」という方が多いことも、わかっています。
私の経験上、一般的な木造・2階建ての家屋の解体費用は、平均で150~200万円かかっています。
まだ売れる見込みがないタイミングで、この規模の出費は、多くの人にとって容易ではありませんよね。

そんなときに、この「空き家活用ローン」が、そのお悩みを解決してくれるのではないかと、サカイは期待します!

解体・整地して駐車場として活用
費用も時間もかかるリフォームは計画的に

まとめ

【空き家活用ローン】、それは

  • 「更地にして見栄えを良くして、早期に売却したい」
  • 「市場価値のあるリフォームを施して、賃貸物件として活用したい」
  • 「土地の立地が良いので、更地にして駐車場として活用したい」

これらのご要望を叶えるために必要となってくる費用の捻出を手助けしてくれる商品であり、それによって、空き家を相続した方々がより良い選択肢を得るための手段になると、私は思います。

空き家問題から考える明るい未来が、きっとあるはずです。
サカイ•エージェンシーが、そのお手伝いをさせていただきます。

「空き家を相続したけど、どうするか何も考えてなかったなあ」という方は是非一度、サカイまでご相談ください。選択肢は何か、何をチョイスするか。前向きな行動をとることを、共に目指していけたらと思います。

代表のサカイです

ご相談は無料です、気軽にお声掛けください!

物件売却のご相談

物件の売却に関するご相談は、こちらからお願いします。

百万円単位でお願いします。

この記事を書いた人

酒井毅のアバター 酒井毅 代表取締役

1984年生まれ。生まれも育ちも熊谷市。

最近ハマっていることは、ダイエットと読書です。
Kindle(Amazonの電子書籍)で本を読むのは快適ですね。

プロ野球も、日々チェックしています。
セ・リーグよりも、パ・リーグが好きです。

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