情報誌「イエノワ」2024年・夏号を発刊しました

情報誌「イエノワ」2024年・夏号を発刊しました
目次

「イエノワ」を発刊する理由

不動産業務に携わる日々の中で、私たちだけでなく、お客様にも「知識を備えて行動すること」の大切さを伝えていきたいと日頃から思っております。

おかげさまで、弊社は籠原駅エリアにて約300戸近くの賃貸物件を管理させていただいております。ご入居者の中には、賃貸からマイホームへの飛躍を考えている方が少なくありません。そのようなお客様に対して、マイホームを購入するにあたって事前に知っておいた方が良いことを定期的に発信していくことに意義を感じ、情報誌「イエノワ」を発刊することとなりました。

「事前に知っておけば、こんなことにならなかったのに」とならないように、「事前に知っていたから納得のいく購入ができた」というお客様がたくさん増えるように、不動産に関わる知識を伝えていくことをテーマにしています。

イエノワとは、家の話。
家の話(わ)の情報が、「知恵の輪」となり、「家の和」を実現すること。そんな願いを、本誌の名前に込めました。

イエノワとは、家の話。
サカイ・エージェンシーは、地域に根ざした不動産会社を目指しています。
家の話(わ)の情報が、「知恵の輪」となり、「家の和」を実現すること。そんな願いを、本誌の名前に込めました。

「イエノワ」配布対象先について

弊社が管理している賃貸物件(ファミリータイプ)にお住まいの方々限定で、約200部を無料配布させていただいております。お手元に届いていない方や弊社管理物件以外にお住まいの方で、ご希望の方には数量限定で無料進呈いたします。ぜひお気軽にお答えがけいただければと存じます。
今のところ、年4回のペースで発刊・配布したいと考えております。

「イエノワ」を読んで、不動産リテラシーを養ってほしい

営業支援・顧客管理ツール、ネクス...
リテラシーとは?意味や正しい使い方を解説 | SFA JOURNAL
リテラシーとは?意味や正しい使い方を解説 | SFA JOURNAL【監修】株式会社ジオコード マーケティング責任者 渡辺 友馬 みなさんは「リテラシー」の意味を正しく理解したうえで活用できていますか? もしかしたら勘違いで、全然違...

リテラシーという言葉が、「ITリテラシー」というように応用され、耳にするあるいは目にする機会が増えているかと思います。もともとは、英語の「literacy」からきており、「読み書きの能力」や「識字力」と訳されています。
その意味合いから「その知識や能力を有効活用する能力」のことを指す言葉として使われているようです。

サカイは、お客様に「不動産リテラシー」を養ってほしいと思っています。
不動産に関する情報(物件情報)だけでなく、しっかりとした知識を備えることが、不動産リテラシーを養うために必要なことだ考え、「イエノワ」を読んでいただくことで、不動産関連の知識を得ていただきたいと思います。

知識がなかったせいで、深く考えなかったせいで、「困った。どうしよう」という思いをしないように。
あるいは、困ったときにはすでに手遅れ、とならないように。

「知識を得る」→「対応方法がわかる」→「不動産リテラシーが身につく」という形が理想的です。
サカイとお客様との情報格差が少なければ少ないほど、不動産取引は良い成果を生むと信じています。その格差を埋めるてくれるものこそが、不動産リテラシーです。

2024年・夏号テーマ「UA値とC値 後悔しない家づくりの合言葉」

本号で、特に今回お伝えしたいのは、「UA値とC値」についてです。これを理解することで、健康に良い住まいを選ぶための知識が深まります。
本号では、セミナーで得た情報と学びを共有しています。埼玉県熊谷市内で注文住宅の設計・建築を手掛けるコスモ建設株式会社の社長、長沼俊一さんのお誘いで、同社主催の「後悔しない住宅購入のための基礎知識講座」に出席しました。まさに「不動産リテラシー」と呼ぶにふさわしい、有益な内容ばかりでした。
少しアカデミックな内容ですが、住宅を検討されている方にとって「良きハウスメーカー」を選ぶひとつの指標となるはずです。健康と経済的合理性を兼ね備えた家を、いつか手に入れていただきたいと思います。
詳しくは、本誌『イエノワ』をぜひ直接お手にとってご確認いただければと存じます。

UA値とC値の数字の意味を理解しよう

図解:UA値とC値の数字の意味を理解しよう

これからマイホームを手にしたいと考える皆さんは、どのようにしたら良いのか。その答えは「燃費の良い住宅を、適正な予算で建てること」です。

燃費の良い住宅とは、高断熱・高気密の家です。本誌では何度も言及していて、耳障りなくらいかもしれませんが、何度でも言います。断熱・気密は最重要課題です。燃費の良い住宅は、健康とお金を守ってくれます。

適正な予算とは、ZEH以外の選択肢を含め検討・判断ができているかがポイントです。ZEHのように最先端(高価格)の設備をふんだんに盛り込まずとも燃費の良い住宅を建てることは可能です。構造的にも、木造で燃費の良い住宅がしっかり作れます。むしろ木造の方が高気密で、鉄骨の方が隙間の多い家になる場合があります。某大手鉄骨系ハウスメーカーでZEHを建てる(建物だけで4,000万円以上)ことにメリットが薄いのは明らかです。木造で燃費の良い住宅を建てれば、2,500万円位で済みます。

燃費の良い住宅を適正な予算で建てることで、国の住宅政策やエネルギー政策に振り回されない快適な生活と経済的合理性の両方を手に入れることができるのです。

だからこそ、私たちは燃費の良い住宅かどうかを判断する上で重要な指標として「UA値とC値」を知っておくべきです。

UA値からは断熱性能がわかります。住宅の保温性能を示す目安で、「熱の逃げにくさ」を表し、0(ゼロ)に近いほど優秀です。UA値は計算値、すなわちシミュレーション上の数値であり、実測値ではありません。施工の質が重要なので、良い工務店・大工さんと出会うことがとても大切になります。

C値からは気密性能がわかります。断熱ではなく、気密。すき間の少なさを示す数値で、実測値になります。シミュレーション上の数値ではなく、その住宅の気密性能のリアルを示す数値です。

C値を良くした上で、UA値にもこだわった施工により建てられた家が、燃費の良い住宅になります。一年中安定した室温を保ち、光熱費を抑えることができます。さらに、ソーラー発電や蓄電池が不要で、初期費用も抑えられるため、経済的です。

「人生のゴールはマイホームを購入することではない」と不動産業者が伝える意味

人生のゴールは、マイホームを購入することではない。
2022年・冬号から今号まで一貫して言い続けていることです。

不動産会社をやっているサカイが言うのも変かもしれませんが、人生最大の目標や夢をマイホームの購入だけで済ませてほしくないのです。
なぜなら、それ以外の夢や目標に積極的に取り組んで、自分たちの好きなことに時間もお金も存分にかけて、「自分たちらしい幸せな暮らし」を叶えてほしいと、サカイは思っているからです。

サカイは、家を売ることを目的(ゴール)としていません。
サカイを介して家を購入されたお客様が喜ぶ顔を見たい、お客様と物件とが良いご縁で結ばれる瞬間に立ち会いたい、お客様がその後も幸せな人生を送られていることを祈り続けたいし、見届けたい。
サカイ・エージェンシーの不動産会社としての狙い(ゴール)は、そこにあります。

この考えに共感してくださるお客様が、一人でも多く弊社にご相談に訪れてくださることを、サカイは期待しております。

「イエノワ」配布スポットを募集中です

先述のとおり「イエノワ」は年4回のペースで発刊予定となっており、弊社が管理している賃貸物件(ファミリータイプ)に限定して配布しております。
今後より多くの方々にお読みいただけたらと思っております。
この「イエノワ」を、店頭に置いてやっても良いよと言って応援してくださるお店の店主さん・スタッフさん、もしいらっしゃいましたら是非サカイへお声がけください。
家の話で、みんなの輪が広がっていくことを願っております。

この記事を書いた人

サカイ・エージェンシー

目次
閉じる