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安心な暮らしは自分でつくる!賃貸住宅で始める賢い防犯対策|月刊イエノワ2025年9月号

新しい賃貸住宅での生活は、期待に胸を膨らませると同時に、防犯面での不安を感じる方も少なくありません。特に、一人暮らしの場合、自分の身を守るための対策は欠かせません。しかし、「賃貸だから大掛かりなことはできない」と諦めてしまうのはもったいないです。実は、賃貸物件でも手軽に始められる効果的な防犯対策はたくさんあります。今回は、誰でも簡単にできる防犯対策のヒントや、地域の安全情報を得る方法、そして頼れる防犯グッズを、具体的な例を交えながらご紹介します。

鍵と窓の対策が基本!今すぐできる手軽な防犯術

まず、最も簡単で重要な防犯対策は、「鍵を二重にする」ことです。多くの賃貸物件には、玄関ドアの鍵が一つしかありません。そこに、穴を開けずに設置できるタイプの補助錠をもう一つ取り付けるだけで、侵入に時間がかかり、空き巣に狙われにくくなります。例えば、ドアに挟むタイプの補助錠や、工事不要で簡単に取り付けられるタイプの商品がホームセンターやオンラインストアで多数販売されています。
また、「窓からの侵入を防ぐ」ことも非常に大切です。特に、1階や2階の部屋にお住まいの方は、窓ガラスを割られて侵入されるリスクが高まります。そこで、窓ガラスに防犯フィルムを貼ることで、ガラスを割られにくくする効果があります。さらに、窓用の補助錠や、窓の開閉を感知して大音量で知らせる窓用アラームも有効です。これらの対策は、特に窓の外に足場となるようなものがある場合に、大きな効果を発揮します。日頃のマナーも防犯に繋がります。郵便受けに郵便物を溜めないようにしましょう。不在がちなことがわかってしまうと、空き巣に狙われやすくなります。長期で家を空ける際は、新聞や郵便物の配達を一時的に止める、または隣人に郵便受けをチェックしてもらうなど、工夫をしましょう。

警察署の情報を活用!地域の安全情報を把握する

個人の防犯対策だけでなく、お住まいの地域の安全情報を知ることも重要です。警察署は、日々発生した犯罪情報や不審者情報などをウェブサイトやSNSで発信しています。お住まいの地域の警察署のウェブサイトを確認したり、防犯情報を提供するアプリなどを利用することで、地域の犯罪発生状況をリアルタイムで把握できます。例えば、近所で空き巣や不審者情報が報告されていれば、より一層警戒を強めることができます。
また、地域の住民やお店の人との交流も、防犯に繋がります。日頃から挨拶を交わすことで、顔見知りとなり、不審者や異変に気づきやすくなります。いざという時に助けを求めやすくなるだけでなく、コミュニティ全体で地域の安全を守る意識が高まります。例えば、近所のコンビニ店員さんやスーパーの店員さんと顔見知りになっておけば、何かあったときに助けを求めやすいという安心感が得られます。

頼れる防犯グッズを味方につけよう!

防犯対策は、便利なグッズをうまく活用することで、さらに効果を高めることができます。例えば、ドアを少しだけ開けて訪問者を確認できるドアガードやドアチェーンは、訪問販売や不審者への対策に役立ちます。また、玄関やベランダに設置するセンサーライトは、人の動きを感知して点灯するため、夜間の侵入者を威嚇するのに非常に効果的です。本格的な防犯カメラは高価ですが、安価なダミーカメラでも十分な抑止効果が期待できます。さらに、防犯ブザーやホイッスルは、いざという時に大きな音で助けを求めることができます。キーホルダータイプの小さなものでも、常に持ち歩くようにしましょう。これらのグッズは、オンラインストアやホームセンターで手軽に購入できるので、今日からすぐにでも防犯対策を始めることができます。
快適で安全な新生活を送るために、ぜひこれらの対策を実践してみてください。小さな工夫の積み重ねが、あなたの安心を守る大きな力となります。

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