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折り紙で「降り神」を体感 自宅神棚と 氏神様参拝で育む 感謝の心 | 月刊イエノワ2025年3月号

近年、日本の伝統文化である神道への関心が高まり、自宅に神棚を設ける方が増えています。しかし、「神棚は難しそう」「扱い方がわからない」という声も少なくありません。
そこで、日本の伝統的な遊びであり、神道とも深く関わる「折り紙」を通じて、神棚を身近に感じ、自宅で神聖な時間を過ごし、さらに地域の氏神様への参拝を通して、日々の感謝の心を育む方法をご紹介します。

「降り神」の思想と折り紙|神聖な空間を創造し、感謝を形にする

「折り紙」の語源は諸説ありますが、神道との深い繋がりを示唆する「降り神(おりがみ)」という説があります。古来より、日本では紙には神聖な力が宿ると考えられてきました。その紙を折り、形作る行為は、神様を降臨させる儀式に通じるものがあったのかもしれません。神棚にお供えする神具である「御幣(ごへい)」や、神聖な空間を区切る「紙垂(しで)」を折り紙で作ることは、「降り神」の思想を体現し、神聖な空間を創出する行為と言えるでしょう。
例えば、稲穂を模した折り紙は、五穀豊穣を祈る気持ちを表し、鶴や亀などの縁起の良いモチーフは、長寿や家内安全を願う気持ちを表します。これらの折り紙を神棚に飾り、日々の感謝や祈りを捧げることで、神様との繋がりをより強く感じることができるでしょう。折り紙の色や柄を変えることで、季節や気分に合わせてアレンジすることも可能です。お子様と一緒に折り紙を折ることで、伝統文化を継承することにも繋がります。

日常生活に神道を取り入れる|自宅神棚と氏神様参拝で心の安らぎを得る

自宅で神棚を扱うということは、日常生活に神道を取り入れるということです。神棚に向かって手を合わせることで、日々の感謝や祈りを捧げ、心を落ち着かせることができます。また、神棚を清潔に保ち、定期的にお供え物をすることで、神様との繋がりを感じ、心の安らぎを得ることができます。
さらに、地域の氏神様への参拝もおすすめです。氏神様は、その地域を守る神様であり、私たちの日々の暮らしを見守ってくださっています。氏神様を知るには、神社庁に電話で問い合わせると教えていただけます。氏神様を知り、参拝することで、地域との繋がりを感じ、より深い安心感を得られるでしょう。
神棚を設ける場所は、家の中心や清浄な場所が良いとされています。しかし、マンションなどスペースに限りがある場合は、無理のない範囲で神聖な空間を作りましょう。大切なのは、形式にこだわるのではなく、日々の生活の中で神様を敬い、感謝の気持ちを持つことです。例えば、毎朝神棚に手を合わせ、家族の健康や安全を祈る。また、季節の変わり目には、旬の食べ物やお花をお供えし、自然の恵みに感謝する。そして、時間を見つけて氏神様へ参拝し、日頃の感謝を伝え、地域の安寧を祈りましょう。

折り紙と神棚、氏神様参拝|伝統文化を未来へ繋ぐ感謝の架け橋

折り紙は、日本の伝統的な遊びであり、神道とも深く関わっています。折り紙で神棚飾りを作ることは、伝統文化を身近に感じ、未来へ繋ぐことにも繋がります。神棚を設け、氏神様を参拝することで、日本の伝統文化や神道への理解が深まり、日々の生活に感謝や祈りの気持ちを持つことができます。折り紙、神棚、氏神様参拝を通して、神聖な時間を過ごし、豊かな心を育んでみてはいかがでしょうか。

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