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日々の暮らしに潤いを!観葉植物でつくる癒しの空間|月刊イエノワ2025年5月号

新しい季節の始まりは、生活空間を見直す良い機会です。部屋に観葉植物を一つ迎えるだけで、空気は清々しくなり、心も安らぎます。グリーンがもたらす癒し効果は科学的にも証明されており、ストレス軽減や集中力向上にも繋がると言われています。しかし、植物を育てることに不安を感じる方もいるかもしれません。今回は、初心者でも安心して観葉植物と付き合うためのヒントを、具体的な例を交えながらご紹介します。

観葉植物の選び方と置き場所のポイント

まずは、あなたのライフスタイルに合った植物を選びましょう。お手入れが簡単なものから始めるのがおすすめです。例えば、サンスベリアは乾燥に非常に強く、水やりの頻度が少なくても育ちます。忙しい方でも安心して育てられるでしょう。また、丸い葉っぱが可愛らしいガジュマルも、丈夫で育てやすいことで知られています。一方で、モンステラやポトスは、つるを伸ばして成長していく様子を楽しめます。空間をダイナミックに演出したい方におすすめです。
次に、置き場所です。ほとんどの観葉植物は、直射日光が苦手です。窓から少し離れた場所や、レースのカーテン越しの明るい場所が適しています。例えば、リビングのテレビ横や、ダイニングテーブルの隅など、日差しが直接当たらない場所に置いてみましょう。また、風通しの良い場所に置くことで、病害虫の発生を防ぐことができます。窓を開けて換気をするだけでも、植物は生き生きとします。

水やりや日々のケアで植物とコミュニケーション

観葉植物との付き合いで最も重要なのが水やりです。水やりのタイミングは、土の表面が乾いてから数日後が目安です。指を土に差し込んでみて、湿り気がないことを確認してからたっぷり水を与えましょう。受け皿に溜まった水はすぐに捨ててください。根腐れの原因になります。水やりの頻度は、植物の種類や季節によって異なります。例えば、サンスベリアは乾燥を好むため、冬場は月に1回程度の水やりで十分ですが、夏場は週に1回程度に増やす必要があります。
また、時々葉を拭いてあげることで、葉の表面に付いたホコリを取り除き、植物の呼吸を助けます。葉水(霧吹きで葉に水をかけること)も効果的です。特に冬場は空気が乾燥するので、葉水をしてあげると生き生きとします。パキラなどは、葉が乾燥するとシワシワになってしまうことがあるので、こまめな葉水が大切です。これらの日々のケアを通じて、植物とコミュニケーションを取ることで、より愛着がわいてくるでしょう。

部屋のインテリアに観葉植物をプラスする

観葉植物は、ただ置くだけでなく、インテリアとしても楽しめます。例えば、背の高いウンベラータは、部屋のシンボルツリーとして存在感を発揮し、空間に広がりをもたせます。小さな多肉植物をいくつか並べて飾ると、可愛らしい雰囲気を演出できます。また、ポトスなどのつる性植物をハンギングプランターで吊るせば、空間を有効活用でき、おしゃれなカフェのような雰囲気に。
観葉植物を上手に取り入れることで、日々の暮らしがより豊かで心地よいものになります。ぜひ、あなたのお気に入りのグリーンを見つけて、癒しの空間を演出してみてください。植物の成長を見守ることは、日々の生活に小さな楽しみと安らぎをもたらしてくれるはずです。

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