限られた空間を最大限に活用!賢くおしゃれな収納術とDIYアイデア|月刊イエノワ2025年6月号
都市部での生活や一人暮らしでは、どうしてもスペースが限られてしまいがちです。「もっと広く使いたい」「物が溢れていて落ち着かない」と感じている方も多いのではないでしょうか。でも、工夫次第で限られたスペースでも広々と、そして機能的に使うことができます。今回は、狭い部屋でもスッキリと快適に過ごすための収納アイデアと、オリジナリティあふれるDIY術を具体例を交えながらご紹介します。
デッドスペースを活かす立体的な収納術と多機能家具
限られたスペースを有効活用するためには、高さを意識した立体的な収納が鍵となります。例えば、壁面収納です。壁に突っ張り棒やウォールシェルフを取り付けることで、デッドスペースになりがちな壁を「見せる収納」として活用できます。お気に入りの小物や本、観葉植物などを飾れば、おしゃれなインテリアとしても機能します。また、ベッド下の空間も絶好の収納スペースです。キャスター付きの引き出しをDIYすれば、季節外の衣類やオフシーズンの家電などをまとめて収納できます。さらに、扉裏やデッドスペースにフックを取り付ければ、小物やバッグ、帽子などを掛けておくことができます。
また、狭い部屋では、一つの家具が複数の役割を果たす「多機能家具」が非常に役立ちます。例えば、収納スペース付きのベンチやオットマンは、座る場所としてだけでなく、ブランケットや雑誌をしまう収納ボックスとしても使えます。また、ダイニングテーブルにもなる折りたたみ式のデスクや、ソファベッドは、来客時にも対応できる便利なアイテムです。
100円ショップのアイテムで!賢く作るDIY収納術
既製品ではなかなかぴったりなサイズが見つからない場合、DIYがおすすめです。例えば、100円ショップのアイテムを使って、自分だけのオリジナル収納アイテムを賢く作ることができます。突っ張り棒とS字フックを使えば、キッチンの調理器具を壁に吊るしたり、バスルームの小物を整理したりできます。また、カラーボックスを組み合わせて、お部屋のサイズに合った棚を作ることも可能です。カラーボックスを横向きに並べてクッションを置けば、ベンチ兼収納スペースに早変わりします。
DIYは、単に収納を増やすだけでなく、自分の手で空間を作り出す楽しさも味わえます。限られたスペースだからこそ、既成概念にとらわれず、自由に発想を膨らませてみましょう。使っていないものや、必要のないものは思い切って手放す「整理」も忘れずに行いましょう。
快適な暮らしは整理から始まる!スペースを活かすヒント
どんなに収納を増やしても、物が多すぎると意味がありません。本当に必要なものだけを厳選する「整理」が、快適な暮らしの第一歩です。使っていないものや、必要のないものは思い切って手放す勇気を持ちましょう。物が減ることで、掃除がしやすくなり、心にも余裕が生まれます。
限られたスペースでも、工夫次第で豊かで快適な生活を送ることができます。今日から、あなただけの素敵な空間づくりを始めてみませんか?